古くより藪入りを重んじるしきたりに、昨今は、薄らいでいる現代、若年者に言っても聞いた事が無いとの返事、昔より、刃物を使う者は、地獄の蓋があき、鬼の輩を招き怪我を招くとの教えで、休業を得よとの言われ、現代にて分析をすると、情報の乏しい戦前に、正月を迎え、年末年始のゆっくりの容態より、年明けにて動く体への骨休みを得、怪我を招かないように、自愛の労りを求めなさいとの伝えが藪入りになるものかと。
そのような、節目が終り、いよいよ、正月気分も終わりです、今年も、初春の3月より慌ただしい事態になるかと、従来の新築商談は、大震災からの時間の経過で大分減少した様子ですが、リフォーム、修繕依頼は前年に続き多忙な様子に、長年のキャリアで培った積算作業のノウハウは経年の賜物かと、専門知識を要する建物の状態でも見解解釈が可能になったのは、サラリー時代の経験、鉄骨、RC構造を経験し、現在は木造を主とし、設計見解から工事解釈に至るまでの一連を、田舎の土地柄、零細事業形態で一人でこなすのは大変ですが、人生は日々鍛錬と自分に言い聞かせ、早く暖かくなる春を待ち遠しく思う心境です。